プリーツとアイロンがけについて
制服のスカート等に施された襞がプリーツです。
最初はとても綺麗な状態であっても、着ている間に襞は薄くなっていくだけでなく、洗濯をした後にそのままにしておいても、その襞は薄れていく事になります。
良い襞の状態を維持したいと考えたら、洗濯後のアイロンがけが重要になってきます。
アイロンは襞を揃えて押さえるようにかけておけばそれで良いと考える人もいますが、そのかけ方を意識する事で、仕上がりは大きく変わってきます。
まずしておきたいのが、最初は裏側からアイロンをかけていく事です。
美しい襞を維持したいと考えたら、見た目に大きく影響をする表側にアイロンをかける事が大切と考える人もいますが、最初は裏返しにして、襞を綺麗に整え、あて布をした上から、アイロンをかけてきます。
そして、裏側のアイロンをかけ終わったら、表に返し、もう一度、襞を綺麗に整えていきます。
この時の襞の整え方が、最終的な仕上がりに大きく影響してくるので、しっかりと揃え、再びあて布をして、その上からアイロンをかけていく事で、綺麗な襞へと仕上げていく事が出来ます。
両面からアイロンをかけるという事は、手間がかかると感じる人もいるでしょう。
ですが、この手間を惜しむと、綺麗な襞を維持しにくい状態となってしまいます。
反対に、手間がかかっても、洗濯の後にアイロンをかけていく作業をしっかりと行っておけば、いつまでも綺麗な襞を維持していく事が出来る状態を作る事が出来ます。