プリーツとハニカムの構造の違い
プリーツは一般的に婦人用のブラウスやスカートなどの衣類に加工を施されるイメージですが、その他にも様々な用途で利用されています。プリーツスクリーンとは、
直射日光が入るのを防いだり、外から室内を遮るために使用されるスクリーンの一種です。蛇腹状に加工をした生地を、コードやチェーンを取り付けて昇降させる作りで、
不織布の生地を使った製品は和紙に似た質感があるので、和室など和風の雰囲気な部屋にマッチします。
また、モダンなフォルムを持つ製品は和室に限らず洋室にも似合うので人気です。シースルーと不透明生地で構成されたツインタイプは、
配分を変えることで昼夜の使い分けができます。
また、通常のロールスクリーンと違い、生地に厚みが出てしまうツインタイプであってもコンパクトに抑えられるので、
機能的ながらすっきりした窓辺になるのが特徴です。プリーツスクリーン似たタイプのスクリーンに、ハニカムスクリーンという製品も存在します。
スクリーンが蛇腹状なのは同じですが、ハニカム(蜂の巣)構造になっているので、スクリーン内に空気層を持ち断熱性が高いというメリットがあります。裏地付カーテンよりもすっきりしたフォルムでありながら、夏はエアコンなどで冷やされた室内の空気を逃がさず、
冬は外の冷気を室内に伝えにくくなります。こちらもツインタイプが存在するので、断熱性と遮光の両方を実現できます。さらに生地にコード穴が無いため、光漏れも気になりません。