プリーツスカートの縫い方について

プリーツ加工を施した衣類は様々な種類がありますが、スカートは他の衣類と比べ縫い方が簡単なので、作りやすいのが特徴です。手作りする場合の生地は綿ツイルなどが扱いやすいですが、シワになりやすい性質があるため、ポリエステルなどの合成繊維が混合した生地もおすすめです。スカート部分になる生地は、

重ねて切るとヒダの向きが前後で逆になってしまうので、同じ方向になるように一枚ずつ裁断します。

 

幅130cm以上あると加工しやすいですが、それより小さい布の場合は上に型紙を置いて切るようにしましょう。布の幅より内側の谷折の線で型紙を切り、切った所に1cm程度の縫い代を付けます。2つのパーツとして布を切り、その後に縫い合わせて1枚にし、分割していないものと同じように縫います。

 

裁断を終えた全てのパーツは、端をほつれ止めを行います。型紙通りにアイロンで折り目を付けていきますが、アイロンをかけただけだとヒダが消えやすいので、プリーツ固定液をかけてからアイロンがけを行うとヒダが消えにくくなります。さらにヒダが取れないように上からスカートの上の5mm程度の所を縫います。

 

スカート生地を表同士が内側になるように重ねて、後ろのスカートの縫い代の下に、表を上にしたファスナーを重ねます。縫い代の折り目を合わせ、そのまま前と後ろのスカートを重ねてファスナーの近くを縫ってください。ウエストベルトを縫い付けたあと、ヒダを広げて裾をアイロンで折って縫えば完成です。