折り方で見え方が変わるプリーツ。

 

プリーツとは主にスカートやカーテンのひだのことです。

それはたいらな布地に施すことで、そこに広がりのある立体感をうむことができます。

 

 

プリーツはひだの折り方によって、おおまかに立体的なものと平面的なものの二種類に分けることができます。

立体的なものには楽器のアコーディオンのように蛇腹に折られたものや、折り目が放射状に広がっているもの、

かまぼこのような丸ひだをもっているものなどがあり、そのとれも布が飛び出しているように見えます。

 

平面的なものには箱のように折るものや、それを裏返しにしたもの、ひだを一方向にたたんだものなどがあります。

こちらは布に重なりが生まれふんわりとした印象が生まれます。このように同じ布地でも折り方によって見える柄や立体感に違いがあるため、

自分の求めるデザインにするためには様々なひだを想定する必要があります。

 

また、プリーツスカートの作り方はまずウエストとヒップのサイズをはかり、そこにウエストのカーブを加え好みの丈になるよう布を裁断します。

この時ひだの幅や本数を想定しその分の布を増やして計算する必要があります。裁断した布はひだの幅や本数にあわせて折り目をつけ、

アイロンがけし、ミシンで縫い付けます。また、スカートとしての機能を果たすためチャックを付けることを忘れてはいけません。

 

上記では幅や本数にあわせて折ると書きましたが、どんなひだにするかによってその折り方も見えやすい幅も異なり、自作することが困難になります。

その時際は専門のお店に頼ってみるのもいかがでしょうか。