プリーツの様々な名称について

プリーツはひだの形や幅により、立体的になったり、平面的になったりして、名称も違ってきます。

名称には似た形状の物の名前を取って付けられることが多いです。

アコーディオンのじゃばらの部分に似ているため、アコーディオンという名前が付けられ、スカートなどに良く使われます。

 

傘を閉じたときのように広がっている形状のものをアンブレラという名前が付けられ、アコーディオンよりひだの幅が長いのが特徴で、

アコーディオンと同様にスカートなどに良く使われます。

 

他には、板の上に盛られているかまぼこのような形のかまぼこという名前が付けられ、スカートだけでなくカーテンなどでも良く使われ、シガレットとも呼ばれています。

かまぼこに似ている形状にはソフトプリーツという名称のものもあり、丸みがある柔らかな印象を与え、はっきりしたひだがプレスされていないのでアンプレスドという名前でも呼ばれています。

 

これらは全て広がりがある立体的なプリーツとなっています。

ヒダの山折りの部分が内側の方に向いていて、向かい合わせになっていることによって、平面的な大人っぽい雰囲気のインバーテッドというものがあり、タイトスカートなどに使われています。

 

箱のような形のボックスという名前のものもあり、こちらは広がりがあるスカートに使われます。

ボックスを裏側から見るとインバーテッドになりますが、インバーテッドが大人っぽい雰囲気なのに対して、ボックスは可憐な女性らしい雰囲気になります。