プリーツ加工用素材の特徴について

プリーツ加工というのはヒダを付ける加工のことです。女性用スカートで用いられる以外にも、男性のスーツのパンツなどでもおなじみです。プリーツ加工が入ることで立体的なデザインが表現されます。

 

素材により加工方法はさまざまです。それぞれの特徴を知り取り扱いやお手入れを注意することで、長く美しい状態が保てます。

 

ウールの場合は薬剤を使用した上で温度や湿度・圧力をかけてシロセット加工します。着用しているうちに徐々にヒダが甘くなっていくので蒸気を当ててヒダを整えてから乾かすようにしましょう。

 

ポリエステルなど合成繊維は熱可塑性という特徴を活かした加工を施しているため着用してもヒダがなくなっていくことはありませんが、乾燥機など熱の影響で甘くなることもあるのでアイロンをかける場合も当て布を使うなど温度に気をつけて取り扱うようにしましょう。

 

麻や綿・絹・レーヨンなどの場合はエジプト時代から行なわれているという温熱加圧法が使われます。保持力が弱く、水に濡れたり着脱したりでプリーツが消失しやすいので特に取り扱いに注意が必要なものです。

 

それぞれに洗濯やアイロンがけなど気を使うようにし、大切な服の場合はクリーニングに出したほうがよいでしょう。

着用後はたたんでしまうよりもハンガーに吊るしておいた方がヒダが伸びることなく収納できよいでしょう。汚れを落とし、ブラシをかけた後、風通しのよい日陰でよく乾かしてから収納するようにしましょう。