取れかけたプリーツ加工を修復するコツ

いかに高額で、精度の高い服飾品といえど、プリーツ加工は熱によってひだを作ったもの。

縫製したものではないため、時間が経過したり何度も使用すればシャープなひだもだんだん緩くなってきます。

 

ソフトプリーツならまだしも、シャープなラインのプリーツが取れてしまうと、見た目も悪くなる一方。

クリーニング屋さんに依頼すれば修復してくれますが、実は自宅でもできる方法があります。

 

まず、用意するアイテムは折り目加工剤である「ラインヘルパー」です。ひだを復活させるのはもちろん、スカートやズボンの裾上げにも利用できる、便利なアイテム。

 

それではスチームアイロン片手にチャレンジしてみましょう!

プリーツが取れかけているスカートを裏返してアイロン台に広げ、20cmほど離れたところからひだに向かってラインヘルパーのスプレーを吹きかけます。

まんべんなくスプレーが行き渡ったら、折り目を1つ1つ丁寧にスチームアイロンでプレスしていきましょう。

裏が終わったら引っくり返して、同じように表面もプレスしてひだを定着させていきます。

 

これだけで、簡単にプリーツ加工が修復できます。

終わったら、ハンガーに吊るして、保管しましょう。ちなみにスカート類は数が多いとスペースを占領してしまうので、

4段連続式のハンガーを用意するといっぺんに吊るせて場所も取らないので、こちらもおすすめアイテムです。

 

スチームアイロンとラインヘルパーさえあれば簡単に復活できるので、ぜひ参考にしてみてください。